ひんやりと肌寒い気候となってきました。
平成最後2018年、今年のボジョレーヌーボー解禁日は本日、11月15日第三木曜日。
ボジョレーヌーボーと言えばもう冬始まりのサイン。
これから始まる冬のイベントとして
あちらこちらで見かける季節のワインです。
そして今年はとても豊富で美味しいワインに仕上がったようです。
「ボジョレーヌーボーの解禁」はスナック、バーの集客イベントとして
お客様を呼びパーティーするお店も多いと思います。
今更ですが、
ボジョレーヌーボーって何?という人のために
ボジョレーヌーボーについてまとめてみました。
何でも楽しまなきゃ、ソンソン♪
お店でのトークでも旬ネタで使えるかも?
目次
ボジョレーヌーボーってなに?
「ボジョレー」は土地の名前、「ヌーボー」は試飲用の新酒のこと。
そして、ボジョレーを名乗ることのできるワインは赤ならガメ(ガメイ)種、
白ならシャルドネ種を使用したものだけに限定されています。
要するに、毎年ワインの出来を確認するための試飲酒という意味なんです。
このヌーボーを基準にその年のワインの出来を評価する指標になっているのです。
ですからヌーボーの名がついた時点でボジョレーとは別物、あくまでも試飲のためのワインということ。
ボジョレーヌーボーは赤だけなの?
ボジョレーには赤も白もあるのに
ボジョレーヌーボーは赤だけなのかどうか、実は筆者も気になっていました。
店頭で赤と白を見かけた気がするのです。
ボジョレーとは赤ワインならガメ(ガメイ)種、白ワインならシャルドネ種を使用して作ったワインのことです。
調べてみた結果
ボジョレーヌーボーは赤、ロゼだけ。
要するにボジョレー地方では主に赤ワインを生産する為
「フランスのボジョレー地区でつくられた赤ワインだけ」と法律で義務付けられているんです。
だから白ワインのボジョレー・ヌーボーはないということ。
反対にボジョレー地方とは違い、白ワインがメインのすぐお隣のマコン地方では、
ボジョレーヌーボーのような存在として
白だけしかない「マコン・ヴィラージュ・ヌーボー」があります。
この地方はシャルドネ種というブドウを使用しています。
シャルドネは白ワイン用ブドウ品種の代表格で「白ワインの女王」と呼ばれています。
ボジョレーヌーボーが赤ワインでないと名乗れないように、
マコン・ヴィラージュ・ヌーボーは白ワインでないと名乗れません。
場所はお隣なのに、ワインの色は全く真逆なんですね。
これが赤のボジョレーヌーボー、白のマコン・ヴィラージュ・ヌーボーとして
同じ解禁日ということから一緒に店頭に並んでいたりするということだったんですね。
解禁日って?
毎年11月の第3木曜日がボジョレーヌーボーの解禁日です。
昔は11月15日が解禁日だったので
今年は「11月第三木曜日」+「15日」ですから本当ドンピシャですね。
解禁日は、早出し競争による品質低下を防ぐため設けられました。
なお、1984年11月15日が木曜日だったため、1984年に第3木曜日になったとする表記もありますが、法改正による変更は1985年からです。
サントリーHPより
なので今年は、たまたま11月15日ですが、年によって日にちは変わるのです。
解禁日前に飲んだり販売はNG?
ボジョレーヌーボー解禁日ということはこの日以降にしか
ワインを愉しめないということ。
では、お店や個人で当日、「解禁パーティーするぞ」となった場合、
準備したいときはどうなるんでしょう?
通販サイトでは「解禁日より前に届ける場合には、解禁日以降に召し上がってください。」という一文が記載されています。
購入することは可能なんですね。
サントリーの関係者の話しでは
日本では、一般のお客様にペナルティがあるわけではありません。
しかし、私たちのようなお酒を販売する会社に対しては、日本洋酒輸入協会などから、解禁日を守るようにという勧告がきています。
ですので私たちも、製品が解禁前に封を切られることがないよう徹底しています。※フランスは法律で解禁日を守るように規制されている。
ということらしいです。
解禁日、というイベントがあるからこそ飲むときに盛り上がるのではないでしょうか。
というわけで、基本情報はおさらいしました。
では肝心のボジョレーヌーボーの味はどうでしょうか?
今年は極めて最高の品質。
今年のワインの指標ともなるボジョレーヌーボー。
ワインジャーナリストの山本昭彦さんのブログ・ワインレポートでは
「質・量ともに充実した歴史的な2018年」と評しており、
また8月22日に発表されたボジョレーワイン委員会のプレスリリースでは
“すばらしいヴィンテージへの期待高まる”と発表されていました。
どうやら今年は過去20年間で最高の品質な上、
歴史的低収量であった2017年を20%上回り、平均並みに戻るようです。
ボジョレー2018年は
“珠玉のヴィンテージとして歴史に刻まれる”
「収穫が終わるとすぐに、ボジョレでは北から南へ、そしてカーヴからカーヴへと、熱狂と称賛の声が駆け巡りました。
2018年ヴィンテージは、2017年、2015年、2009年と並び、珠玉のヴィンテージとして歴史に刻まれるでしょう。
成熟の条件は理想的なものでした。天候面でもまったく問題なく、日照と暑さに恵まれ、果実はゆっくりと順調に熟してゆき、
また春に蓄えられた水分を引き出すことで、ブドウ樹は全般的に乾燥に苦しむことはありませんでした。
収穫されたぶどうは素晴らしい衛生状態です。収穫が開始されるまで良い状態を保っており、
9 月の暑さと日照の恩恵を最大限に享受した生産者たちは健全で糖分が高く、よく凝縮したぶどうを収穫することができました。」2018年10月9日に発表されたボジョレーワイン委員会のプレスリリース
ということで早速、チーズ片手に味わってみたくなりますね。
ボジョレーヌーボーはどこでも買える
今年は美味しいボジョレーヌーボーが飲めるということですね。
今はコンビニやスーパーなど、どこでも気軽に購入できます。
値段もピンからキリまで。
リーズナブルなものでも色々選べますので、
気軽に季節のイベントとして楽しんでみてくださいね。
最近ではプラスチック容器のワインボトルなどもあり、
軽く持ち運びやすいもの、少量サイズのものなど
バリエーションも豊富になりました。
ぜひお試しくださいね。
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— 株式会社大杉ハウス (@Oosugihouse) November 6, 2018