超話題になったアニメ「君の名は」の中で
主人公の三葉とその親友たちが自分たちの住む町について嘆く台詞がある。
「ほんとに何もないもんなぁこの町・・・電車なんか2時間に1本やし」
「コンビニは9時に閉まるし」
「本屋ないし歯医者ないしな」
「その癖スナックは2軒もあるし」
「雇用はないし」
「嫁は来ないし」
「日照時間は短いし」
この台詞の中にスナックの本質がある。
どんな田舎にでもスナックは存在する。
汚くてもお洒落じゃなくても
地元の人たちにとっては必要な場所だからだ。
最先端のカッコよさや流行りの料理など、どうでもいい、
ただ楽しく会話を楽しみ、安くお酒が飲めればいい。
ここにくれば知り合いに会える、
噂やちょっとした知識も耳に入ったりする。
ブランデーなどの高価な酒もあれば安い焼酎もあり、
酒の肴は簡単に出来る軽食がメイン。
ママだって若くて美人とは限らない。
酒類、軽食を提供していても
一番客が求めているサービスは
人と人との温かみだ。
どんなにハイテクが進んでもスナックやラウンジの需要は無くならない。
ところで、スナックやラウンジという言葉には
「昭和」という言葉が連想されないだろうか。
この「昭和」な雰囲気が
ノスタルジーを感じる居心地の良いものとして
再認識されている。
間もなく「平成」も終わろうというこの頃
「昭和」はちょっと近い昔になりつつある。
昭和の年代を知っている人も知らない人も
何故か落ち着き安心感を覚える時代の象徴として
復刻版やレトロ、アンティーク、ビンテージなどの古いものに
懐古とともに新鮮さを感じている風潮がある。
平成になってほんの30年で日本は大きく変わった。
技術が進化しドラえもんや昭和の漫画が想像した未来グッズが
普通に日常生活に入り込んでいる。
効率的で無駄がない、
最先端技術で提供されたサービスはとても便利で清潔感にあふれている。
にもかかわらず、
人々はまるで正反対なものが存在していると安心する。
非効率で無駄だらけで
不便なんだけどなんだかやっぱり落ち着く。
時代はどんどん変わっていく。
便利になり機械がなんでもやってくれるようになった。
AIと略される人工知能が考え工夫し
人間の代わりに働いてくれる。
にもかかわらず、いや、だからこそ
人々は時々思うかもしれない。
「世の中はどんどん進化していくのに自分はどうなんだ。」
「大丈夫大丈夫、まだまだアナログな世界はここにあるよ」
適当で、ちょっといい加減で、適度な人情と放任さ、
そんなところで癒されたい。
無機質じゃない温かみが欲しい。
今のままで大丈夫だと安心したい。
AIで解決できないものが残っていく
ママに話を聞いてもらい
常連客にアドバイスをもらい
カラオケを歌い、心地よさに漂う場所、
それがスナックの良さである。
ただ飲むだけの店ではない。
適度なコミュニケーションがスナックの良いところ。
このコミュニケーションのさじ加減だけは
どんなに技術が進んでも難しいテクニックだ。
つい最近、以前流行したペットのロボット犬が10年ぶりに
さらにハイテクとなって販売され可愛く人気も上々らしい。
例えばそれを購入して癒されたとしても
人は人とのかかわりの中で居場所を見つけることが出来なければ
幸せを感じることは難しいだろう。
なかなか世の中の景気は回復しない。
経済格差という嫌な傾向も強まっている。
心の悩みも増えている。
人間関係や仕事に疲れた人々が
オアシスとなる場所を求める。
だからこそ、スナック開業は人のためになるといえるかもしれない。
道に迷える人たちを救う救済場となり
限られたおこずかいで酒を楽しみ
癒される場所としてスナックやラウンジはずっと続いていくだろう。
AI(人口知能)では太刀打ちできないもの、
それは
「人それぞれに違う匙加減の付き合い方」
AIではどうにも解決が難しいだろう。
最先端の技術でさえ太刀打ちできないものが
スナックやラウンジにはたくさんあるのだ。
ここで、ちょっとだけ宣伝
西葛西駅徒歩1分。ノスタルジー溢れる店舗物件
今回ご紹介する物件は
東京メトロ東西線「西葛西」駅から
徒歩1分という便利な場所にあるビッグウエスト西葛西ビルは
西葛西では老舗のソシアルビルとして知名度も高い。
そのビッグウエスト西葛西ビルの6階にある602号室。
この602号室、ノスタルジー感溢れ
スナックのために作られたお店ならではの良さが色々。
ハイテクでは解決できないスナックの良さと共に
紹介してみようと思う。
ビッグウエスト西葛西ビルのエレベーターで6階まで登っていくと、
いかにも「通」な感じの入り口が待ち構えている。
ドアの上にはお店の名前が入り、
「知る人ぞ知る」という特別感や
「どんな店なんだろう」という好奇心を感じることが出来る。
ドアの外からは決して伺い知ることが出来ない店内。
この閉鎖感がいかにもスナックらしい。
ドアを開けると
まずは正面の厨房のカウンターから
来店のお客様を迎えることが出来る。
コミュニケーションが不得手な現代人にはうってつけ。
まずは最初に安心感を与えられるという点で
とてもハートフルなカウンターだ。
厨房内は広く
軽食を提供するのに使いやすい。
さらに一歩店内に足を踏み入れると
昭和の時代からの「スナック」として
いかにも確かにというインテリアで固められた
居心地の良さそうな空間が広がる。
高級感溢れるベルベットの張生地のソファが並び
テーブルは艶々光る大理石風だ。
天井にはシャンデリアがぶら下がり
きらびやかな意匠、豪華なインテリアが
懐かしさと華やかさを演出している。
坪数のわりに広く感じる間取りは開放感があり
壁面の鏡は室内を広く感じさせるだけではなく
コミュニケーションや店内の様子を把握することに役立つ。
壁に沿って並べられたソファは
どこに座ってもくつろぎやすく見渡しやすい配置なので
客同士での会話のきっかけもつかみやすそうだ。
客同士の会話が弾み、親近感が上がると常連客として通ってくれる頻度も上がる。
店の魅力は店員のサービス+常連客との楽しさ共有という二本柱が人気店になる秘訣だ。
この602号室はいかにもスナックな営業をすぐにスタート出来る設備が揃っており
もちろんカラオケ装置を置く場所もモニターを設置できる場所もある。
そして酒の瓶を入れておくドリンク棚は店内に華を添え
スナック開業に必要なものは、ほぼ揃っているのが魅力的。
特に保健所申請に必要な設備はすべて完備だ。
初期費用1,841,400➡値下げ1,419,512円 で開業できる!
賃料(税込) | 面積/坪数 | 所在階 | 共益費(税込) | 敷金 | 礼金 |
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35.31m2/10.68坪 | 6階 | 37,800円 | 2ヶ月 | 2ヶ月 |
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