高齢化社会、人生100年時代に突入したが
元気なおじいちゃん、おばあちゃんたちは
昼間はカラオケや談笑を楽しみにやってくる店

があるという。

その名も「介護スナック」と呼ばれ
新しいサービスとして注目されている。

年を取ると「楽しみ」を持てるかどうかが笑顔で過ごせる鍵だ。
「生きる楽しみ」が見つからず、笑顔が減ることはとても悲しい。
元気がないと体調も悪くなり医療費も増える。

神奈川県横須賀市にある「介護スナック」は
80歳を超え、要介護認定を受けた男女も楽しくすごせる場となっている。

スナックの良さは若者にも広がりつつあるが
古き昭和の時代からスナックを知るお年寄りたちにとっては
安心できる憩いの場となっているのだ。
安心できる大きな理由として
お店のスタッフが全員、福祉施設の従業員だということ。

・お酒の量を飲み過ぎないように管理
・飲みやすいように介護食用ゼリーをつかう「とろみ酒」の提供
・ぐらつかないようテーブルをしっかり固定
・手すりを多めに配置
・送迎サービス

足腰が弱く、歩くには支えが必要であったり、
ひとりでは出かけることもままならない高齢者だって
まだまだ元気なら、歌ったり話をしたり、人と会ったりしたい。
孤独な日々でも目標があるだけで元気になる。

介護施設に入居すれば色々なイベントを施設で企画して
退屈しないよう季節の行事と組み合わせ開催してくれる。

だが自宅に居ながら、
「行きたいタイミングで行ける飲み屋」
そして
「安心して飲みに行くことができる飲み屋」
そんな需要を満たすスナックは
高齢化社会を迎えた日本のこれからのサービスとして
非常に有効な形なのではないかと思う。

老若男女、様々な年代にとって
それぞれ楽しく笑って過ごせる場所としてのスナック、
色々なニーズに合わせて
多種多様な癒しを提供できるスナックが
今後増えていくことで
スナック業界が元気になっていければ
嬉しいと思う。

東京都ではまだまだこのような「介護スナック」が存在していない。

都内中心部よりは少し離れたエリア、
中心部へも決して遠くはなく交通の便が良いエリア。
そして住宅街であり、賑わいもあるエリア。

江戸川区はこのような条件を満たす場所だ。
人口は約69万2千人、そのうち65歳以上の人口は14万4千人。
東京メトロ東西線、JR総武線、JR京葉線、京成電鉄、都営地下鉄新宿線などの鉄道が走っている。
その中でも東京メトロ東西線沿線には日本橋・大手町・九段下・飯田橋・神楽坂・高田馬場などの主要駅があり都内からのアクセスが良い。

その沿線にある「葛西駅」は江戸川区の中でも認知力が高く
日本橋・大手町まで約15分、高田馬場までは約30分である。
葛西エリアの人口は約25万1千人、そのうち65歳以上の人口は約4万3千人となっている。
同じ江戸川区の小岩エリアの人口は約9万7千人、そのうち65歳以上の人口は約2万4千人となっており
江戸川区の中でも特に人口が多いエリアとなっている。
（参考資料：江戸川区ホームページ：町丁目別世帯と人口・年齢別人口報告〈平成28年度〉）

居住エリアとビジネスエリアが隣接しており
駅前は生活にも便利な環境となっているこの東京都江戸川区葛西で
「介護スナック」のような
おじいちゃん、おばあちゃんの憩いの場となるような
スナックを始めてみてはいかがだろうか。

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