先日満了したソシアルビル、「ビッグウエストかさいビル」の大規模改修工事で、
今回ビルの正面左右に画期的な最新の避難はしごを導入いたしました。
避難はしごの設置は平成13年の大惨事、新宿歌舞伎町ビルの大火災から教訓を得て
義務付けられている防災対策のひとつです。
葛西のソシアルビルといえば、「ビッグウエストかさいビル」と
葛西地域の周辺や業界の認知度も高いこのビルは
それ故に、より安心して頂ける環境をご提案出来ますように
日々細かな設備の点検、そして防災対策をいつも心がけております。
今回設置された避難はしごでも、その姿勢はお分かりいただけるかと思います。
ビルの適切な防災対策は
ソシアルビルならではのテナント様、
スナック・バー・PUB・ラウンジ等を経営する当ビルテナントオーナー様や、
またご利用してくださるお客様の命を守ります。
お店を開業する際の物件探しでは是非安全面の再確認を
お店を開業する場合、
当然賃料や立地、諸条件などを一番に考慮して
物件探しをするのは当然ですが
ビルの安全性についても
考えてみてください。
実はとても大切なことなんです。
お客様を楽しく安全におもてなしをするサービス業ならなおさら、
いざというときのこともきちんと考えて
安全面もチェック項目に加えて頂けたらと思います。
設置したこの避難はしごは
①女性でも簡単に操作可能
②直列降下方式により、多人数の連続避難を実現
③危険の少ない前向き乗り移り方式を採用
④四方を囲うように展張するはしごと保護バー、固定フックで落下を防止
という画期的なものです。
でも文章だけでは分かりづらいと思いますので
今回、この避難はしごの設置検査が
消防署の立ち合いにより実地された時の様子と一緒に
①~④についてリポートしていきたいと思います。
①女性でも簡単に操作可能
普段はこのような状態になっています。
真ん中の銀色のラインが避難はしごです。
この状態では避難はしごには見えないですね。
長さは約17mありますが
アルミ素材のため軽量化を果たし、
女性でも操作が可能となっております。
はしごになった状態がこちら↓
レバー一つで簡単にこの銀色のラインが
立体的なはしごに早変わりします。
まず、窓を開ける
窓付近の壁に下の写真のような
「避難器具設置場所」と「避難器具説明書」が掲示されております。
看板には操作手順が分かりやすく記載されています。
室内の窓を開けると赤いレバーがすぐ見つかります。
ちょっとだけ力が要りますが
「よいしょ」と下へスライドすると、
あとは自然にはしごの形に開きます。
いざというときに、男性が近くに居なくても
お店を切り盛りするママやお店の女の子だけでも
簡単に出来ると思います。
②直列降下方式により、多人数の連続避難を実現
要するに複数の人が続けてはしごを降りることができるということです。
この避難はしごは桟一本で耐重100kgまで可能です。
仮に2m間隔で続けて避難するときには
同時に5~6人が避難はしごを利用できます。
一人ずつ下まで降りるのを待つ必要がなく
しっかり固定されており
どんどん続けて降りていけるので
迅速に避難が可能なのです。
③危険の少ない前向き乗り移り方式を採用
はしごにつかまったとき、向きを変えず、
そのまますぐに降りることが出来ます。
後ろ向きではしごを降りる必要がなく
正面を向くので周囲の様子も分かります。
緊急時にはつい慌ててしまうため
周囲の様子も見えず、
後ろ向きに階段を降りるということは
不安がありとても怖く感じます。
その不安を軽減し、
向きを変えるという動作をひとつなくすことで
従来より迅速に避難が出来るようになりました。
④四方を囲うように展張するはしごと保護バー、
固定フックで落下を防止
要するに、降りるときに廻りを囲まれているので
つかまりやすく一気に下まで落ちないようになっているということです。
避難中は動揺してしまいがちですが
周囲を囲われているため
恐怖を軽減することで踏み違いをなくし
また、はしご、保護バー、固定フックが落下を防止するのです。
消防署による避難はしご設置の検査も完了
テナント様、お客様が楽しく安全に過ごして頂くために
きちんと消防署の方々の検査も完了しています。
いかがでしたでしょうか。
たかが避難はしご、されど避難はしご。
大杉ハウスの物件に対するこだわりを少しでも感じていただけたら嬉しいです。
こちらのビルでテナント募集しておりました601号室は、
つい先日ご成約となりました。
有難うございます。
現在このソシアルビル「ビッグウエストかさいビル」では
402号室・501号室がテナント募集中です。
物件ページより室内360度写真や資料や初期費用などがご確認頂けます。
402号室(物件ページへ)
※「初期費用約150万円でキャバクラをオープンできる物件」もご覧ください。