(ビッグウエストかさいビル601号室)
設備付き物件とは
「設備付き物件」、「居抜き物件」
何が違うのか分かりづらいですよね。
今回はこの二つのワードの違いについて解説してみます。
意味を調べてみると
となっています。
要するに自分で設備を整えなくても
はじめからが設備が備え付けられている物件のことです。
また大家さんがサービスの一環として設置しているものなので
通常使用での設備の故障や修理時は
大家さんが手配し費用を負担してくれるため
自分で修理業者を探す手間が省け費用も発生しないことが多いです。
では、どんな設備がついているのかというと、
住宅用、事業用で違ってきます。
住宅用なら
・バス・トイレ別
・システムキッチン
・オートロック
・独立洗面台
・TVモニタ付インターホン
・ウォシュレット
・インターネット無料
など、住むことにおいて
快適、便利、防犯性を重視した設備がついている物件となります。
賃料や間取りは勿論のこと、
同じ条件なら設備が充実していたほうがお得ですね。
事業用では
事務所用、店舗用、倉庫用など用途によって設備が違ってきます。
店舗の中でも飲食店は設備の種類が多く
開業時に自分で揃える場合は設備代も大きくなりがちですが
当社の設備付き物件は保健所の申請に必要な設備はすべて揃っています。
また、住宅では壁紙クロス、天井クロス、フローリング等床材の内装は
はじめからついていて当たり前ですが
事業用の場合、ついていないのが当たり前なので
内装も貼ってある設備付き物件は非常にお得といえます。
その他の設備(飲食店:スナックやバーの場合)では
・エアコン
・コールドテーブル(調理台になるキャビネットのような冷蔵庫)
・ドリンクボトル棚
・二層式シンク
・手洗いシンク
・ソファー
・テーブル
・水回り設備(トイレ、手洗い場等)
・照明
・内装貼替え無料サービス
など、特に飲食店を開業する際には
保健所の申請に必要な設備は最低限、備えておかないと
お店をオープンすることが出来ません。
(その他警察署や消防署への届け出も必要です。)
詳しくは
スナック・バーを江戸川区葛西で開業時の保健所申請書類お役立ちサービス
をご覧ください。
では居抜き物件と、どう違うのでしょうか?
居抜き物件とは
いぬき
【居抜き】
設備や什器備品、家具などがついたままで売買または賃貸借されること。
飲食店、旅館、店舗、工場などの事業用物件で、
営業するための設備や内装、調度品、家具などを設置したままの状態で売買や賃貸を行うこと。
ということですから、
残留物をそのまま再利用しようということになります。
次のテナントが同業種であれば、解体の無駄を省いて有効活用をすることが可能なため、
あらかじめオーナーの了解を得たうえで、退出する前に次の借り手を探すのが
居抜き物件の基本です。
賃貸借契約を解除し、お店を畳むときには
はじめに借りた時の状態に戻さなければならないという「原状回復義務」があります。
仮に「スケルトン状態」(コンクリートの打ちっ放しの状態)でお店を借り、
自分好みの内装や造作、設備を入れお店を作り、
どんなにお金をかけ、まだまだ使える状態だとしても
最後は最初に借りた状態である「スケルトン状態」に戻さなければならないのです。
原状回復にはお金がかかります。
内装などの解体工事等撤去費用もさることながら、
使えるものを処分しなければならないのは勿体ない、
「次に借りる人がこの状態のまま使ってくれたら撤去しなくても処分しなくても済むのに」
という物件を居抜き物件と呼び現状のまま次の借り手を探すのです。
居抜き物件もはじめから設備、内装等が揃っているので
設備付き物件と同じように、
開店までの準備金や期間を短縮することができます。
居抜き物件ならではの注意点
でも居抜き物件ならではの注意点もあります。
例えば、厨房設備だけ、あるいは内装の一部だけが残っている状態でも
「居抜き」と表示されることがあるので、
必ずしも「お店の看板を付け替えるだけですぐに営業できる状態」だとは限りません。
また受けついだ設備は中古なので、きちんと使えるかどうか、
壊れたときの保証の有無の確認も大切です。
大丈夫だと思い引き取った設備に不備があり、修理や買い替えをしなければならなくなり
結果的には出費がかさんだというケースもあります。
また「造作譲渡」が発生するケースがあるということにも注意が必要です。
退出側は「解体工事などが省けるのなら、
造作や設備などは無償で引き渡しても構わない」という場合もありますが、
高価なものや比較的新しいものであれば
「居抜きによる造作などを買い取って欲しい」と考えるケースも少なくありません。
そこで、話し合いに基づいて内装、設備、備品などを売買するのが「造作譲渡」です。
安心できる設備付き物件
「設備付き物件」「居抜き物件」、どちらもはじめから設備が揃っている点は同じですが
設備付き物件は故障、修理の対応や費用まで保証された設備がついているのに対し、
居抜き物件の設備は故障、修理の際には保証がない場合が多いため
すべて自分で手配し、費用を負担しなければならないという点に違いがあります。
設備付き物件は、
ついている設備は内装や家具など含めきちんと管理されており
交渉次第で要望や希望に合わせ内装や造作までも
大家さんが負担してくれる場合もあります。
また、内装貼替えクロスや床材を自分好みに選べるサービスなども
ありますので
心おきなくすぐに安心してお店をスタート出来るといえるでしょう。
また退出時も「原状回復」の範囲が小さいので
元の状態に戻しやすく退出準備費用も期間も抑えることが出来るので
期限ギリギリまで営業が可能でサッとやめることが出来ることも
設備付き物件のメリットといえるかもしれません。
どちらも期間短縮、予算削減には効果的
設備付き物件と居抜き物件。
似て非なるものということがお分かりいただけたでしょうか。
設備付き物件と居抜き物件、どちらも期間短縮が出来、予算削減になるのは確かです。
物件探しの際にはメリット、デメリットをきちんと確認して
上手に予算を活用したいものですね。
当社のおすすめ設備付き物件ならスピード開店可能。
設備付き物件について、どうぞお気軽にご相談ください。